じゃあどうすればいいの?については
特に何も言ってなかったです。
投げっぱなしかい!必要だと言っておいて
道筋を示さないのはイカンだろう!ということで、
今回はデッサンの学び方についてお話します。
デッサンというと習いに行くのと独学と
2つの選択肢があると思いますが、
先に結論を言ってしまうと、断然習いに行った方がいいです。
ただ、習いに行くところを間違えてはダメです。
私はまずデッサンの本を買って失敗して、
絵画教室に通ったものの自分の必要とする所とは違って失敗して、
その経験を経て自分なりに良いと思える絵画教室に出会いました。
以上の経験を順を追って話していくので、
お茶でもコーヒーでも飲みながら
読んでいただければと思います^^
デッサンの独学をオススメしない理由
独学をしようとする理由はそれぞれですが、
できることなら習いに行った方がいいです。
なぜなら、デッサンは知識です。
知識がまったくない状態で試行錯誤するのは遠回りです。
それなら知識をたくさん持っている人に
教えてもらったほうがよっぽど早く上達します。
デッサンの本見て練習するから大丈夫だよという人もいるかもしれません。
でも残念なことに、ほとんどまともなデッサンの本はありません。
今本を見返してみると「最初からダメだって気付けよ~~・・・」って
思うところがたくさんあります。
ただ鉛筆でリアルめに塗ったり線を引いているだけで、
質量の方向を考えてない、
線をまっすぐ引く意味を考えてない、
そもそもモチーフの形もまともに捉えていない・・・
ネットでオススメの本として紹介されていたものなんですが、
キチンと習い始めて改めて見るとヒドイ(泣)
このように、ちゃんとデッサンを研究してるのか
怪しい本を買ってアレコレするよりも、
しっかりした知識をつけている人に
直に見て教えてもらうほうが
効率と質の両方の面で価値があります。
どの絵画教室を選べばいいの?
習うにしても、どんな絵画教室に通えばいいんでしょうか?
私自身の経験を基にあまりよくないな~なところと
オススメのところをまとめたいと思います。
これについてはそれぞれの求めるレベルや
活動内容で違ってくるので、
一つの意としてお聞きください。
あまりオススメしない絵画教室
デッサンをしっかり学びたい場合は、
趣味でやっている人を主に対象としている教室は
あまりオススメできません。
デッサンの知識をしっかり学べる確率が
とても低いからです。
私がはじめて通った教室がそうでしたが、
デッサンはろくにやりませんでした。
希望すれば続けられますが、基本的に1枚だけ。
その後は自由に水彩や油彩に移るなど、
どちらかというと好きにお絵描きに行く場でした。
デッサンといっても(後で分かったことですが)
鉛筆の削り方も間違っていて、
指摘といっても影が濃い薄いとくらいだったっけ?
うろ覚えなくらいふんわりしてます^^;
それくらいキチンと教えてもらうことはできませんでした。
そして後はほぼほめるだけ。
なにがいけないって、ほめるだけなのが一番いけないんです。
よくないところはよくない!!と
ハッキリ言ってもらわないと分からないし
上達しません。
とはいえ、趣味として楽しめればいいという人にとっては
絵はほめられてナンボ、やさしく包まれてるから
続けられているという所があります。
まぁ、ほめられるってうれしいよね^^;
ただ、しっかり学びたい場合は厳しい指導が必要なんです。
こんな感じで趣味で楽しく
マイペースにやりましょう!な教室は、
絵に対するスタンスや学びたい内容が異なってしまって、
合わない可能性が高いのでオススメできないんです。
オススメの絵画教室
デッサンを学ぶのにオススメの教室はズバリ、
美大・芸大入試対応の予備校をやっている所です。
私の場合は、前行っていた教室はやめてしまって、
今は予備校の社会人枠で学んでおります。
予備校だと現役の受験生に混ざって学べるので、
刺激があってとてもいいです。
それに、何がよくて何がいけないのか
ズバッと指摘してくれますし、
なぜまっすぐ線を引く必要があるのか等の
知識を理由を踏まえてしっかり教えてくれます。
選び方としては、受験生の合格率や
先生の実績をみるのもありですが、
体験レッスンを受けるのが一番です。
教室によって合う合わないがありますし、
自分が納得して通うのが一番なので、
気になった教室はぜひ体験しに行ってみてください。
「いい教室だな~」とか
「この先生についていこう!」と思えれば
幸せなことだし、がんばれますから!