ドルチェアンドガッバーナとサムライウーマン| モテ香水が自分に合うとは限らない

ボンパフューマ―を購入する際に2つサンプルがもらえるという素敵なキャンペーンをしていたので、香水ド素人の私でも名前は知っていたドルチェアンドガッバーナを選んでみました。念のため調べてみたら、ドルチェアンドガッバーナはモテ香水だとか、学生でも比較的手に入れやすい香水として人気なんですね。基本的に男性に人気だけど女性にも良いとのことだったので、ユニセックスということかな?と解釈しました。

昨今は多様な性が認められつつあるので、人を男女で分けるのはもちろん、ユニセックスという言葉もナンセンスかもしれませんね。「自分の好きなものを身に付ける」。シンプルにこれだけでいんですよね。

少し話がそれましたが、初めてのドルチェアンドガッバーナを早速試してみました。

おお、これは爽やかなシトラス・・・んん?ちょっと待ってくれ。これは・・・、メチャクチャ整髪料やないか。なんと、整髪料をベッタリつけたおじさんの香りになってしまいました。1日これで過ごすのはキツすぎるので、やむなく洗い落としました。

香水はトップからミドル、そしてラストにかけて香りが変わるので、少し待つと好みの香りになるケースもあるようですが、これはイカン。肌に合えば青空が似合うフレッシュな雰囲気になったのかもしれませんが、残念ながら私の場合はそうはいかなかったようです。

ちなみにもう1つサンプルをもらったのですが、不覚にも名前を忘れてしまいました。パッケージデザインが、二人の男性に挟まれた金髪碧眼の女性がこちらを見ているといった感じだったような。うすらボンヤリとした記憶しかないです。

これも吹きかけてみると強烈なポマード臭に。愛らしくて誰からも好かれる香り的なことが書いてあったんだけどな・・・。私の肌だと香りが激変するみたいです。

また別の日には、10代の女性を中心にモテ香水として人気のサムライウーマンを試してみました。これは有名どころど真ん中なので、さすがの私でも知っていました。ドラッグストアで吹き出し口を嗅いでみたところ、なんとなく万人受けしそうな甘い香りがしました。

これは良さそうではないかと肌にプッシュしてみたら、すごい臭い。ビックリするくらい臭い。どれくらい臭いかというと、一緒にいた友人に

「くさぁっ!!汚れた犬を拭いて放置した雑巾みたいな臭いしてるんだけど!!!」

と言われたほどです。メチャクチャひどい表現だけど、的を得ているので頷くしかありませんでした。これは悪臭を振りまく香害ヤロウになるのも時間の問題だったので、光の速さでお手洗いに行ってゴシゴシ洗い流しました。モテるどころか、すごく人を遠ざける香りになってしまって残念です。

その後もドラッグストアにある香りを試してみるものの、ことごとく悲惨な結果に終わってしまいました。

ドルチェアンドガッバーナやサムライウーマンなどはモテ香水として知名度が高いことから、良い香りだと感じる方も多いのだと思います。それにもしかしたら、日本人に多いスキンタイプであるスウィートスキンやムスクスキンには合うのかもしれません。

しかし、私の場合は(おそらく)ムスクとウッディーの混合スキンのためか、どうも合わないようです。もしかしたら、比較的安価で手に入れやすい香水に多く使用されている人工香料と、かなり相性が悪いのかもしれません。とにかくヤバい香りに変化してしまいます。

モテ香水として知名度が高いからといって、それが私に当てはまるとは限らないのだと良い勉強になりました。レビューはある程度参考になりますが、香りの好みは千差万別ですし、あの人がつけると良い香りなのに自分がつけると全然違うというのは香水あるあるです。やはり、自分に合う香水は自分で探すしかないですね。トライアンドエラーあるのみです。