お久しぶりです、おだんごです。
手術のため入院していましたが、
無事に退院しました!
術後検査とかいろいろあるので
まだまだ絶賛療養中ですが、
体と相談しながらボチボチ更新していきますぞ。
活動するための気力も体力も、
まずは健康あってこそと
メチャメチャ実感しているので、
みなさん体を大事にしてください、ほんとに。
さて、前回は鉛筆の削り方と線の引き方について
お話したので、今回からさっそく実践を交えて
お話していこうと思います。
お、その前に必ず言っておくことがあったんだった。
[aside] デッサン講座について補足このデッサン講座は、私が学んだことを蓄積しておくことと、
どうしても教室に通えない人と共有することを目的にしています。
実際に添削してもらいながら描くに越したことはないので、
教室に通える環境にある方は、ぜひ通うことをオススメします。[/aside]
それじゃあさっそく、みんな大好きリンゴから・・・
と言いたいところですが、直方体から
描いていこうと思います。
直方体(立方体含む)や円柱などが形をとる基本です。
モチーフは大まかな形をとってから
細部を整えていくので、
まずは基本からトライしてみましょう^^
直方体を描く
モチーフの位置情報を把握する
参考用に、ロゴとか模様とか描いてない
手頃な箱ないかな~~と探したところ、
下画像の箱があったので、これを描いてみます。
周りをボカしてるのは、いらんものがたくさん写っちゃったからです。
すみません(^_^;)
直方体を描くときは、各辺の長さを知るほかに、
直方体の角度など位置情報を知ることも重要です。
そこで大活躍するのが測り棒!
どう使うかというと、参考画像のように
測り棒を水平にして面の角度を測ったり、
辺の傾きに合わせたらそのまま紙面に持ってきて
傾きを確認したりします。
角の位置情報を知ることも重要なので、
例えば参考のように、縦の基準に対して
赤丸部分の角がきちんと左にあるか、
基準に寄り過ぎてないか確認します。
他には測り棒を平行にした基準に対して、
赤丸の角が基準より上にあるか下にあるか確認します。
あとはパースを意識することも重要です。
パースがつくと、奥行きの関係で、
奥の長さが手前より短くならないと
おかしいです。
こんな感じで頻繁に位置や角度を確認して、
歪んでいたら修正して・・・を繰り返して
形をとっていきます。
この『歪みを修正していく』ことが
メチャメチャ大事です。
これができるかどうかでデッサンに差がつきます、マジで。
パースだの角度だの、意識することが多くて
最初はなかなかうまくいきませんが、
正しい位置情報を知って、
『歪みを修正』していくことは
ベテランでも難しいことなので、
焦らず丁寧にデッサンしていきましょう!
受験みたいに時間制限がない限り、
何時間でも、納得するまでやってみたらいいと思います。
直方体の歪みポイントまとめ
上記の方法で、実際に形をとってみました。
私の目線とカメラの目線は違うので、
カメラの目線である参考画像とは違いがありますが、
実際に目線を固定して描いたのは、下記の画像です。
これをつかって、チェックしたほうがいい歪みポイントをまとめますね^^
ポイント① 各辺の傾き
①の画像のように、各色の線が奥にいくほど
ハの字にすぼまっていく必要があります。
これはパースが関係しています。
奥にいくほどハの字に広がっているか、平行だと歪んでいます。
ポイント② 各辺の長さ
これもパースが関係していますが、
②の画像のように、各色の線において
奥にある線のほうが手前の線よりも短くないとおかしいです。
また、青の左の辺は、黄色の右の辺よりも奥にあるので、
黄色の右の辺よりも短くなるはずです。
上記のポイントを踏まえて、
アレおかしいな?な部分があれば、
角の位置や辺の角度などを修正していってください。
いやーお疲れ様です。
慣れてないと形をとるのも一苦労だと思うので、
適当に休みながら進めてくださいね^^
次回は今回描いた直方体に、影や反射光などを
描きこんでいきたいと思います。