キャラや背景を描くために、スケッチでリズムを把握する

先日ポーズマニアックスについて
お話した中で、絵がうまくなりたいなら
実物を描いてみよう!といいました。

絶対やらなきゃいかんよ!!というわけではないですが、
というか、強制されると嫌になるよね。
ただ、やった方がお得なのは確かです。

リズムを掴むためにスケッチをする

いい絵というのは、ものの流れというか、
リズムがあると思うんです。

それで、描いたはいいけど、
なーんかイマイチくんだな~という絵は、
ポージングが硬かったり、線が硬かったり、
どこかリズムが滞っているんだろうと
考えています。

なので、この滞りをほぐす方法として、
スケッチやクロッキーをするといいと
思います。

歩いてる人とか自転車に乗ってる人、
別に動いてなくても座ってる人を
描くだけでもいいです。

スマホをいじる手先や覗き込む姿勢などを
スケッチしてみるだけでも、
「あ~手ってこんな形にもなるんだなー」とか、
「スマホ触ってる時みんな猫背だな」とか、
いろんなことがわかってきます。

このいろいろなことが分かってくる
というのが大切です。

絵って端的に言うと
「知りたい」
っていうことだと思うんです。

描きたいものがあって、それに対して
どんな形してるの?
どんな色がふわさしいの?
どんな表現したらもっと魅力的になるの?
知りたいことのオンパレードです。

そうして得た知識を何度も描くことで
放出して、経験を積み重ねることで、
どんどん絵が良くなっていく・・・
ということかな~~って。

やることが多すぎて焦る気持ちもあるけど、
いきなりなんでも分かる、
なんでもできるわけがないので、
コツコツ続けていきましょう。

私自身スケッチやクロッキーしたり、
気になった資料は読んでみたり、
そんでたまにしんどい時は
サボったりしながら(笑)蓄積しています。

一つ一つ完璧にこなしてから!なんてしてたら、
いくら時間があっても足りないので、
必要なものを必要なときに学ぶ、
やめずにコツコツ続ける、
こんな感じで複数のことを学びながら
描いてます。

継続こそ万能なり!

諦めさえしなければ失敗はないです、
一緒にがんばりましょうね♪

おじさんを描くのが楽しい

スケッチの対象として、
おじさんを描くのも楽しいですよ。
コレ、フェチの話じゃないですからね!?

そりゃキレイなお姉さんや
かっこいいお兄さんなど、
雰囲気のいい人は即スケッチですが、
おじさんもいいです。

若い人ってだいたいスマホ触ってて、
みんな、わりとポーズが同じなんです。
あと、特に女性は化粧したり外用の
身振りをしたり、けっこう
外用の私モードになってて
隙がないことが多いです。

その中でも、何かをメモッたり
個性的な服装をしていたり、
髪型を描きたかったり等、
何か目に付くものがあればもちろん
描きます。

ただ、おじさんって隙がすごいんです。
隙というか、ありのままなのかな?
本読んでたり、新聞紙読みながら
ビール飲みだしたりはもちろん、
「えぇ、外でそんなとこも見せちゃうの?」
なおじさんもたまにいます。

それがいいんですよね。
すごく人間味があるというか、
なんとなく積み重ねてきたものが
にじみ出てるのかな?

ちょっとそこらへんは分からないけど、
いろんな表情をもっていて楽しいです。

それに、若い人ばかり描いてるとわからない
頬のたるみとか、目元の皺とかを観察していると、
「この部分に筋肉があって~
歳をとるとこの筋肉が衰えるから
この部分にたるみと皺ができて~」
といった発見があります。

いいですよ、おじさん。

風景のスケッチにも挑戦する

ついこの前、バスの中で人をスケッチしていた時に、
思いつきでバス内の風景をスケッチしてみたんですが、
拙さが前面に出てました。
へたくそー(笑)

なぜこんなに拙いのか?を考えて、
一瞬で適切なパースをとることができないから、
と判断しました。

時間をかけてよく観察すれば
できなくもないだろうけど、
まだ経験と観察眼の精度と、
パースの理解が足りない。
だから、脳内パースがすばやく起動しない。

というわけで、パースの勉強も進めつつ、
風景スケッチも進めようと思ってます。

ただ、2月はまだまだ寒いよーー!
歩きながらスケッチするのしんどいんじゃーー><;

暖かくなるのを待ちながら、
できる範囲でコツコツですね~~;